辻倉について
先祖は浅井長政の家来にて織田信長との戦に敗れ、山科に落ちのびて、この地にて安住する。
その子孫である甚助は山科より京都に出る。
元禄三年、建仁寺あたりに住まいし、山城屋の屋号にて、和傘製造販売を生業とする。その後、明治の初め現在地に移り住む。
この地においても和傘製造販売を続ける。第十三代、達夫(茂一)の時代より(明治の後期から大正の初めの頃より)、提灯の製造販売を始める。
また、出来上がった和傘を大八車にのせて八瀬大原、西は愛宕山辺りから滋賀県大津の方まで販売した。
歴史については、第十三代当主達夫(茂一)の妻さとより伝え聞いている。
辻倉の歴史
元禄三年初代 山城屋 甚助が傘製造販売を開始
九代目まで襲名
十代目辻倉 孝七
十一代目 辻倉 芳太郎
十二代目辻倉 孝造
大正初期より十三代目 辻倉 達夫が傘製造に加え、提灯製造販売を開始
十四代目辻倉 宗次
十五代目辻倉 潤治
十六代目辻倉 潤
十七代目現在に至る
辻倉の和傘
辻倉の和傘は職人による手作り製法。100を超える製作工程を経て完成したこだわりの和傘はもはや芸術品といっても過言ではありません。素材と製法にこだわるからこそ最高の逸品が出来上がります。実用にも使える和傘をご堪能ください。
大正後期 大傘製造
大正後期
大傘製造
大正後期 店舗前にて
大正後期
店舗前にて
十三代目辻倉茂一と店の従業員
十三代目辻倉茂一と
店の従業員
大正13年京都博覧会に出展
大正13年
京都博覧会に出展
現存する過去の顧客台帳
昭和16年3月、京都山科の辻倉の干場にて
昭和16年3月、
京都山科の辻倉の干場にて
和傘と提灯の製造の様子
海外のメディアに掲載
(1985年 8月25日
NEW YORK TIMES)
京都商工業創業年代番付
関脇の老舗辻倉
雑誌掲載履歴
LOUIS VITTON
ルイヴィトン京都特集
LOUIS VITTON
ルイヴィトン京都特集
婦人画報
2012年
『VOGUE』 11月号
2012年
『VOGUE』 11月号
2012年
『VOGUE』 11月号
2016年
有馬記念ポスター
2018年
『VOGUE』 7月号
2018年
『VOGUE』 7月号
2021年
美しいキモノ 夏号
2021年
美しいキモノ 夏号
2021年
日本経済新聞
2021年
『VOGUE』 12月号
2021年
『VOGUE』 12月号
2021年
七緒 VOL.68号
2021年
七緒 VOL.68号
2022年
CREA 2022 Vol.3別冊ウェディングstyle
2022年
CREA 2022 Vol.3別冊ウェディングstyle
2023年
WEB 版電子雑誌「Highlighting JAPAN」6 月号特集「傘」
店舗情報
【 住 所 】 京都市中京区河原町四条上ル東側 TSUJIKURAビル7階 阪急3番出口より北へ徒歩3分
【電話番号】 075-221-4396
【営業時間】 12時~18時(水曜休み)
辻倉からお客様へ
辻倉は、長年路面店で営業してきましたが、建物の老朽化により、2011年同じ地のTSUJIKURAビル7階にてリニューアルをいたしました。店舗では、オンラインショップで販売しております全ての和傘を、どなたでも実際に手に取ってゆっくりとご覧の上、ご購入いただけます。 京都へお越しの際はぜひ、『辻倉』へお立ち寄りいただき昔と変わらぬ美しい和傘の姿をご覧くださいませ。