よくある質問
A より長持ちさせるには次の点にご注意ください。雨の日に使用された後は、水切りをしてから、必ず日陰に干して湿気を完全に取り除いてください。
A 保管の際は、締輪(形を整えるための輪)をせずに、お付けしている傘袋に防虫剤等(衣類用で大丈夫です)を入れて風通しの良いところに保管してください。傘を買ったばかりの状態で、締輪も外さずしまい込んでしまうと、傘の寿命を短くしますのでお気を付けください。また、長期間ご使用にならないときは、年に1~2回ほど、傘を開いて風通しをしてください。
A 和傘を持ち歩く際には、頭から少し下の部分を軽く握るように持つか、蛇の目傘なら頭についてくる紐を、番傘なら頭に止めてある皮紐をお持ちください。
A 洋傘とは逆で和傘は頭を上にして、傘立てに入れてください。特に、ぬれた傘の頭を下に置かれますと、雨のしずくが傘の中に入り、傘の内部がぬれてしまいますので、お気を付けください。
A 雨傘は、和紙が防水のためにひいてある油で開けにくい場合があります。和傘を開くときは、傘の頭を下に向け、傘が少し開いたら中のロクロを軽く持ち、上に押し上げてゆっくりと丁寧に開けてください。決して、無理に手を入れたり、力を加えないようにしてください。破損の原因になります。
A 和紙が破れた場合は、状態によって修理方法は異なります。和紙の種類や色を合わせることは不可能です。お問い合わせの多くは、紙の寿命がすでになく、修理されるより購入されたほうが良いと思われる場合が多いです。骨が折れている場合も修理不可能です。傘は開くが、ハジキ(止具)が引っ込んでしまい、傘が閉じてしまう場合、ハジキ(止具)が不良です。修理は可能です。ただし、破損状況によりますので、詳しくはお尋ねください。
A 番傘は、素材の竹と和紙の良さを生かした、がっしりとした骨太で丈夫な作りが特徴の和傘です。一般的に、番傘は男性の方が使われることが多いです。蛇の目傘は、色とりどりの和紙ときれいな糸掛けの美しい細身の和傘です。蛇の目傘は、男性女性問わず、お使いになられます。
A 保管の際は、舞日傘を閉じた状態で乾拭きし、防虫剤を入れて保管してください。