京都御苑
まだ寒さの残る早春、京都御苑の梅林では赤や白、ピンクの花を咲かせています。
京都御所の南西側にある梅林には約200本の梅の木があります。主に昭和20年代に京都各地の神社から譲り受けた穂を接ぎ木で育てたものだそうです。
また京都御所の周りを囲む築地塀を横に、東の方向には毎年夏に大文字の送り火が行われる大文字山を眺めることができます。
この築地塀には『筋塀』という白い線が引かれていて御所や門跡寺院など皇室ゆかりの施設だけに使われ格式によって3~5本の違いがあるそうです。
御所の場合は、最高位の5本の線が見られます。
広大な敷地の御苑では、人が混み合う事がなく和傘を持って少し優雅な気持ちでお散歩も可能です。
◇蛇の目傘/黒谷雲竜紙『真砂』 ¥93,500(税込)
京都御苑 梅林
ピンクの梅の花満開です。
築地塀
広大な敷地の京都御苑、奥には大文字山が眺めます。