京都黒谷 特選蛇の目『吹雪』

京都の『黒谷和紙』とのコラボレーションにより黒谷の雲竜紙の蛇の目傘が完成しました。

京都・綾部の紙漉きの里『黒谷和紙』は800年前から始まったといわれています。

和紙の原料には主に楮(こうぞ)を使用し、手作業で処理をすることによって自然の強さを損なわず、昔ながらの手漉きによって1枚1枚丁寧に漉きあげられる和紙は、美しさもさることながら、湿気にも強く強靭でしなやかです。永い時代の変遷の中に紙と共に生き続けてきた人々の、愛情や力強さが息づいています。
今日では、京都府の無形文化財として指定されています。

『吹雪』ふぶき
元来、楮（こうぞ）で白い紙をすく際に取り除く、表皮や黒皮はあえて残した特徴ある和紙です。原材料の多くを自然素材で製作した和傘の風合いを一層高めます。

和傘職人が手塩に掛け仕立てた和傘は1本1本違い魅力的な極上の１本に仕上がりました。

※雲竜紙：手でちぎった 楮 〔こうぞ〕の長い繊維を地紙に散らせて雲のような模様をあらわしている紙を、雲竜紙と呼びます。

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・京都店舗TEL：075-221-4396

仕様：雨傘
素材：京都黒谷雲竜紙、防水加工済
※1枚1枚手漉きのため、1本1本仕上がりに違いがあります。
色：白系
飾り糸：絹糸、白二段飾り
骨：竹 4４本（透仕上げ）
柄（中棒）：真竹
ハジキ（止具）：木
頭紙（カッパ）：防水二重布
全長：74cm
直径：105cm
掲載紙：美しいキモノ2021夏号